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8人で試合

アメリカでコーチをさせてもらっていたときのエピソードです。

アメリカではチームの掛け持ち・他のスポーツ種目の掛け持ちが当然のようにされています。

平日でも子ども達がナイターで試合をやるなど、試合数が圧倒的に多いです。

そこで問題として生じるのが人数不足です。

試合の人数確保には困難が生じるときがあります。

10歳以下のリーグ戦の試合のことだったと思います。

こちらのチームが8名しか人数が集まりませんでしたが、相手チームは認めてくれて試合を行うことができました。

定石通り(?)外野手を2名にして8人で守ります。

接戦でしたがなんと3-2で8名しかいなかったのに勝ってしまいました!

試合をすることを認めてくれた相手チームには感謝です。

こういうフレキシブルさがアメリカの良さだと思います。

人数が足りなくて不戦勝・不戦敗にするのか、人数足りなくても試合をすること、どちらが楽しいか・子ども達のためになるか。

野球が好きでやっている子ども達なら、試合をやれることのほうが嬉しいと思います。

ルールよりも子ども達のことを優先している。

なんのための野球なのか。誰のための野球なのか。

こんな風に野球をやっていきたい、野球と関わっていきたいと思った話でした。