山野純平
1991年北海道出身札幌市出身
北海道教育大学札幌校卒業
小・中・高の教員免許取得。
小学校4年生から野球を始める。
中学校は学校の軟式野球部、高校・大学は硬式野球部に所属した。大学3年時にベストナイン(二塁手)として表彰をうける。大学4年時は副主将として監督のいないチームを主将とともにまとめ、優勝・リーグ昇格の結果を残す。
大学卒業後、アメリカ・ニュージャージー州で野球指導を学ぶ。帰国後は会社員や小学校教員として勤務。2019年には野球未経験・ほぼ未経験の人たちのみの草野球チーム「多摩川ヤンキース」を設立(現在も活動中)。2021年にBaseball Creatorを立ち上げる。
設立の思い
小学校~大学まで長く野球を続けさせてもらいました。一度野球から離れた時期もありましたが、アメリカで野球指導に携わらせてもらい、野球の楽しさを再認識させてもらいました。
アメリカでは環境の違いに、愕然とさせられました。
子どもも大人も、野球を楽しむことができる環境が整っていました。野球に限らず「楽しく行う」というのが人々の共通認識として持たれており、精神的な豊かさを強く感じさせられました。
アメリカでは日本人のコミュニティで草野球チームにも所属させてもらいました。朝5時からニューヨークのセントラルパークで野球を行ったのは貴重な経験です。そんな時間から野球を行っていたのは、日本人くらいなものでした(笑)。最近ではサッカー人気に押されている感もありますが、日本人は野球が好きなんだなと思わされました。
子どもたちの環境についても、うまくなれて楽しめるように整っていました。個別のスキルトレーニングを行っているコーチがたくさんおり、その中から自分に合う人を選択することができます。日本ではスキルコーチの存在自体がまだ一般的ではなく、チームを選ぶのも自分の住んでる学校のチームになってしまうことが通常です。打撃や投球は個の力が無ければ、結果を出すことは難しいです。競技力向上のためにはスキルコーチの存在は不可欠です。
チームでの活動は週末や平日ナイターでの試合と、週1回にチームでしかできない連携プレーの確認とフィールディングのみしか行っていませんでした。待ち時間が長い、だらだらと1日練習を行うことはありません。土日は試合が終われば家族で出かける時間も作れます。自分の時間が多い分、やらされる練習がありません。うまくなりたい子どもは、自主練習を行う下地ができています。自身で道を切り開いていく習慣が小さい頃から身につくようになっています。
チームや試合は、サッカーと同じように年代で分かれているため人数も多くて13名程度、試合は全員打順に入ることができるので、野球をしに行っているのに応援だけで終わってしまうということもありません。守備の入れ替えも自由で、ピッチャーは球数をしっかりとカウントされて、故障を防ぐように守られています。
また、特に小学生年代はスポーツやチームを掛け持ちします。小さい頃に色々なスポーツでいろいろな動きを行うのは、伸びしろを大きくするのに重要です。日本は同じスポーツをずっと行いますが、アメリカは1年の中でそれぞれのスポーツで旬のシーズンがあります。野球は4~8月・サッカーが9~12月・バスケが1~3月何という風に分かれています。その時期に各スポーツでリーグ戦や、そのシーズン限りのチームが結成されたりもします。フレキシブルに色々なスポーツを体験して、自分が行うものを選択する余地があります。
チームもプライベートレッスンを行うコーチが持っているクラブチームと町のチームを種類もあります。掛け持ちしている子も多いです。
長々と書きましたが私自身は
・野球をやりたい人ができる環境を作る
・楽しく野球ができる環境を作る
・もっと多くの人が野球の楽しさに触れることができるようにする
これらの思いを実現するために尽力していきたいと思います。
野球以外では
・学校以外の教育組織を作る
・貧困地域に支援をする、学校を建設する
というような目標も持っています。