守備では腰は低いほうがいいのか?
野球をやっている方で、守備練習の際に「もっと腰を低くしなさい」ということは必ず言われるこ
とではないでしょうか?私も同じことを言われた経験があります。しかし、本当に腰って低くしたほ
うがいいのでしょうか?その点について考察します。
結論:低くなくてもいい
結論から言うと私は低くなくても良いと思います。
理由は以下のようになります。
1.送球動作に入りにくい
ゴロを捕球しただけで、プレーは終わりません。
ゴロの打球を捕った後には必ず送球があります。
腰が低いとこの送球の動作にスムーズに入りにくいです。
打球を捕ってから、ステップ(足運び)しやすい捕球体勢がベストです。
シンプルに動きやすい腰の高さにしましょう。
2.後ろ重心になりやすい
腰を落とすことを意識しすぎてしまうと、
守備の動作が後ろ重心(後ろ側に体重がかかった状態)になりやすいです。
腰が高くても、守備は基本的に前に前に動くので、
前重心の姿勢がよいです。
3.目線がズレやすい
打球の動きを正確に目で追うために、
打球を追い始めた一歩目から捕球するまで
目の高さ・位置はできるだけ変えないほうがいいです。
そのため、腰は落としすぎないほうがいいです。
ずっと変わらない腰の高さで打球を追いましょう。
まとめ
守備の時の腰は低すぎず高すぎず、
目線が変わらないような動きやすい腰の高さで動きましょう。