「日本の水は世界で一番安全」とよく言われますが、安全な反面塩素が大量に投入されており、身体への影響が心配されます。特に身体の小さな子どもたちは健康の被害を受けやすいとされています。そこで、ペットボトルに入っているミネラルウォーターをコンビニ・スーパーなどで購入されている方がよく見られるようになりました。しかしながら、ミネラルウォーターも万能ではありません。世間ではあまり話がされない内容をここでは投げかけたいと思います。
ミネラルウォーターの安全性
近年アメリカで行われた調査によると、水道水のほうがペットボトルの水よりも安全性が高いと言うことが判明してきたそうです。水道水は安全基準が定められており、厳重に管理されています。しかしながら、ペットボトルのミネラルウォーターは水道水よりも甘い基準になっています。
また、中には水道水をただペットボトルに詰めただけの製品もあるようです。そうなってきてしまうとペットボトル入りの水を購入するメリットがほぼ無くなってしまいます。
他の水とのランニングコストの比較
月額24L飲んだとしての換算とします。これはウォーターサーバーが12L入りのタンクのモノが多いためです。
ミネラルウォーター(ペットボトル)・・・約2400円程度(24Lあたり)
ウォーターサーバー・・・・・・・・・・・約3000円程度(24Lあたり)
水道水・・・・・・・・・・・・・・・・・約6円程度(24Lあたり、1L=0.24円で計算)
水道水がダントツに安い結果となっています。ウォーターサーバーとミネラルウォーターでは大きく差はありません。水道水では塩素が含まれているなど、品質に心配があるため、ミネラルウォーターやウォーターサーバーを購入される方がほとんどだと思います。ちなみに安全性のかなり高いある浄水器を家庭の水道に取り付けた場合、24Lあたりのランニングコストは約168円となります。
ペットボトルの環境への影響
また、ペットボトル容器にも問題があります。90%以上のミネラルウォーターを入れているペットボトルに微細なプラスチック粒子が入っているという生命がWHOから出されています。プラスチックは有害物質を運ぶ役割があり、生体に障害や有害な影響を及ぼす内分泌攪乱物質もそこに含まれており、生殖機能の低下などのリスクが恐れられています。
まとめ
毎日取り入れ、自分自身や家族の健康にも大きく関わってくる水。今一度、どの手段で水を手に入れるか考慮する余地があるのではないでしょうか?