GORE-TEXとは?
GORE-TEX製品は、GORE-TEXファブリクスという記事からでききている防水耐久性・透湿性・防風性を兼ね備えたウェアなどのこと。
構造
2層(2レイヤー)
GORE-TEXメンブレンという素材の表面のみに生地貼ったもの。柔らかい。
3層(3レイヤー)
GORE-TEXメンブレンの表・裏に生地を貼ったもの。丈夫。
機能
防水透湿性(蒸れにくい・防水)
水は通過させずに水蒸気を通過させる機能のこと。GORE-TEXには微細な孔を持つ膜があり、その膜は水が通過できないほどの大きさ。雨の侵入を防ぐとともに汗による水蒸気を放出できるため蒸れにくい。
販売前に人工の雨を降らせることが出来る部屋でマネキンにウェアを着せて、雨の侵入がないかテストを行います。一般的なアウトドア活動でかかるよりも高い圧力に耐えることが可能です。
撥水性(水をはじく)
水を表面ではじく機能。生地に穴が開かない限り、水を中に通しません。表生地が水を含むことで重く感じることはあります。繰り返し着用することで撥水性は落ちてきますが、原因は汚れによることが多く選択をすることでほとんどの場合は回復できます。乾燥機やアイロンによる熱処理でさらに回復力を高めることが出来ます。
防風性
優れた防風性を兼ね備えています。GORE-TEXメンブレンが細かい網目状になっているため「空気のかたまり(風)」を風として感じないようになっている。また、メンブレンのウェア側に汚れ防止の加工がなされており、その加工も風を通さないようにしている。
寿命
10年・15年と使う人もいる。
GORE-TEXメンブレン自体は穴が開いたり、破けるなどの損傷が無い限り劣化することはほぼありません。しかしながら、使用頻度や扱い方・ウェアに使用されている素材によって寿命が変わってきます。シームテープ(縫い目を覆うテープ)が剥がれ始めたときが買い換え時です。
修理も可能・保証制度もあり
小さな破れや刺し傷は応急処置として市販のリペアキットで修復が出来る。自分で集f区出来ないような傷・破れは販売店やメーカーにお問い合わせしてください。
また、厳しい品質基準をクリアした物のみタグが付けられ販売されているが、防水耐久性・透湿性・防風性など満足出来ない場合は修理・交換・返金などの対応をしてもらえる。世界共通の制度です。
まとめ
確かに金額で考えてしまうと高価ですが、GORE-TEXは品質も良く長持ちしてトータルでかかるコストで考えるとずっと安くなるかと思います。でひ購入の際には参考にして良い物を長く使っていただきたいと思います。