コロナの発生源である中国・武漢の状況の変化から
コロナ流行の今後について予想します。
武漢の状況
1.経緯
12月8日 初めての感染者
1月23日 武漢の都市封鎖
2月17日 58,097人で感染者数がピークに
2月末 終了見込み宣言
3月末 感染者3,199人に減少
4月8日 武漢の都市封鎖、解除予定
2.現在
最初の感染者が出た12月8日から、現在4月3日まで約4ヶ月・117日経ちました。
武漢ではピーク時の20%程にまで感染者が減りました。
3.無症状感染者
3月22日、中国政府の公式発表で新たな感染者は「0」。
しかし、この人数には検査で陽性反応がでていても、
せきや発熱が起きていない人は含まれていません。
香港メディアは、中国全体で4万人以上、無症状感染者がいると発表している。
感染経路が不明な人も出ています。
武漢での終息傾向の要因
1.抗体の生成
最初にコロナのウィルスが流行した武漢では
気づかないうちに抗体を生成した人が多くいるのではないか、
と言われています。
インフルエンザで考えても、12月から流行り始め
3月頃にはかかる人がほとんどいなくなります。
これも抗体ができた人が多くいるから、と考えられます。
2.気温・湿度
日本では北海道が最初に感染者も出て、
国内では被害が最も多いとされています。
海外では、
やや高緯度のイタリア・スペイン・ドイツなどでは何万人も感染者がいるが、
タイ・フィリピン・シンガポールなど
より赤道に近い東南アジアでは何百人単位での
感染者数に留まっている。
そして、日本の九州と同じ程度の緯度にある武漢では終息傾向にある。
これらから考えられるのは、
湿度や気温がウィルスの活動を鈍化させるのではないかと
考えられる。
コロナウィルスは湿度に弱い、
という研究報告がアメリカから出されており、
中国の研究チームも、気温が8・72度を超えると、
ウイルスへの感染者が減るという研究結果を発表しています。
湿度や気温の上昇により
感染者も減っていくのではないかと期待されています。
3.紫外線
コロナウィルスは紫外線を30分当てれば
無害化・除去できることが明らかにされています。
気温の上昇とともに
紫外線も増加してきます。
武漢でも、その影響があるとされています。
日本の今後の展望
6月頃には終息?
抗体の生成・気温・湿度・紫外線の要因が
コロナウィルスを減少させるのであれば
日本でも6月頃には流行が落ち着くと考えられます。
6月には気温も湿度も上がり、
紫外線も強くなります。
予防対策
・加湿を使用する
・体温を上げる(お風呂に入る・運動するなど)
が有効なのではないかと考えられます。
まとめ
コロナの状況から、今後どうなるのかを考察しました。
一刻でも早く、流行が終息に向かうことを願います。