この記事は
2015年4月~2016年1月まで
アメリカ・ニュージャージー州に滞在し
現地の少年野球の指導に携わった28歳の
北海道出身の男が体験した記録です。
アメリカの少年野球について~練習編~
チーム練習
チーム練習はなんと、週1回!それも1時間しか行っていませんでした!
チームにもよるとは思いますが、メジャーリーグでも
全体練習は短いのはよく聞くことですよね。
やっていた内容は
①内野ノック
全員が全部のポジションをローテーションで守っていきます。
メジャーで複数ポジションができる人が多いのは
ここに起源があるのかもしれません。
②連携
アメリカでは、「コミュニケーション練習」と言っていました。
具体的には
・外野へ飛んだ打球の中継プレイ
・フライを誰が捕るか、声かけ
・バント処理
などです。
人が集まらないとできないことに絞った内容の練習でした。
③外野フライ・アメリカンノック
これは時間があったときに行っていました。
おそらく僕が所属したチーム独自だと思います。
外野フライは小学生2,3年生年代ではなかなか捕れない子が
多かったです。
個別練習
日本との大きな違いはこの個別練習です。
小さめな体育館のような建物を
ネットで囲って3m✖15mくらいのスペース(レーン)を作ります。
建物の中には、そのレーンが4・5個くらいあります。
そこで、それぞれのレーンでコーチが
1対1・2対1などで個別のスキルトレーニングを行います。
バッティング・ピッチング・フィールディング(守備)を
1回30分や1時間で見ていきます。
ほとんどの子は週1回くらいそのレッスンに来ていました。
熱心な子は週2,3回くらいの子もいます。
ただチームの練習や試合に参加したい子は
この子ベル練習は来ません。
コーチは仕事としてやっているので、
レッスンには料金が発生します。
教え方も人それぞれです。
コーチはたくさんいるので、
自分に合ったコーチを選ぶことができます。
細かい練習の内容については、別な記事でまとめます。
行う時間
個別練習もチーム練習も
平日の、子どもたちが学校を終えてからの時間に行います。
チーム練習は早めで、
16時くらいから実施。
個別練習も16時くらいから始まりますが、
終わりは22時くらいまでやっていました。
アメリカは車社会なので、
みんな親が来るまで送り迎えするので
遅くまでやることも可能です。
まとめ
アメリカの少年野球の練習の様子について今回はまとめました。
まだまだ見たことや感じたことをまとめていきたいと思います。