友達や家族で楽しめる「ボブジテン」
最近はボードゲームカフェがたくさんできるように、
世界各国のボードゲームを楽しむ方が増えてきました。
「ボブジテン」もその一つです。友達同士だけでなく、
家族でも楽しめる魅力があります。
面白さは「日本語を巧みに操れるか」という所が
鍵になってきます。その「ボブジテン」について
詳しくまとめました。
概要
メーカー:TUKAPON
対象年齢:10歳以上
人数:3~8人
遊び方
カタカナ語を使わない
ルールはすごくシンプルです。
お題をカタカナ語を使わずに説明する。ということだけです。
順番にお題を説明していって、正解を言えた人がカードをもらえます。
最後にたくさんカードを持ってた人が勝ちです。
1.順番を決める
全員が出題者になります。
出題する順番を決めましょう。
2.出題者は山からカードを1枚取る
順番が決まったら、最初の人は山から1枚カードを引きます。
引いたカードには1~6までお題が書かれています。
引いた後に山のカードの一番上に書いてある数字のものがお題となります。
このカードが山の一番上にあったとしたら・・・
この場合は1の「クルトン」がお題となります。
3.カタカナ語を使わずに説明する
「クルトン」をカタカナ語を使わずに説明します。
「洋風の汁物にいれる小さくて四角い、小麦からつくられるやつ」など(笑)。
「スープ」・「パン」などはカタカナ語なので、使えません(笑)。
4.正解した人はカードをもらえる
正解した人がそのお題の書かれているカードをもらえます。
最後に一番の多くカードを持っていた人が勝ちです!
5.トニー君
先ほどの写真にものってますが、
この「トニー君」がカードを引いた後山の一番上にあったとき、
説明者は単語のみで説明しないといけません。
例えば、「スキャンダル」がお題の時は
「芸能人・浮気・週刊誌」などのように説明します。
面白さ
カタカナ語を使えないもどかしさ
説明するのに、カタカナ語が使えたら
どんなにラクでしょうか!(笑)
そのもどかしさを強く感じることができます。
無意識にカタカナ語を使ってしまいます(笑)。
カタカナ語を、うまくカタカナ語ではない表現で
伝えることが重要となります。
いくつか例を挙げてみます!
あなたならどう説明するか、考えてみてください!
ダーツ
数字の書いてある的に、矢を投げて点数を競う遊び。
真ん中が一番点数が高い。
なんて説明でどうでしょう?笑
バドミントン
羽を打ち合って点数を競う運動競技。
1人で戦う時と、2人仲間で戦う時がある。
網目状のラインが入った、棒を使って羽を打つ。
伝わりますか?(笑)
インテリア
家の中に置くおしゃれな家具のこと。
「東京~」・「ニトリ」・「イケア」
ワクチン
病気にかかることを予防するために打つ注射のこと。
試される友情(笑)
カタカナ語を使えない分、
説明はどうしてもつたなくなってしまいます。
回答者側が、出題している人が言いたいことを
どれだけくみ取ってあげることができるかが
試されます(笑)。
普段から仲が良くて、何を言いたいのか
理解し合える関係ならうまくいくことでしょう。
仲が良いと思っていたけど、
実は理解し合えていなかった、なんてことも
わかってしまうかもしれません(笑)。
攻略方法
キーワードを並べる
トニー君が出たときは、単語だけで説明しなければいけませんが
他の時でも、単語の説明だけでも意外と伝わります!
例えば
「プライバシー」=個人・秘密・保護(守る)
「アメリカンフットボール」=米国・球技・ぶつかる・三大競技
「パラシュート」=落下・空・飛行機・傘?
こんな感じでキーワードの羅列をしても、
イメージを膨らませて近い答えは導き出すことはできると思います!
似たものをあげる
攻略法の2つめとしては、似たものや連想する物を
伝えるという方法です。
例えば
テニス・・・卓球に似た球技。外で行う。
イチゴ・・・とちおとめ・あまおう
品種とかさらに細かく具体的な固有名詞を使うのもありです。
とにかく聞いている人が何かをイメージできるようにすることが大切です!
連語を使う
これについては、カタカナ語を気にしないで説明をすると
~マヨ・~チリ・伊勢~、と言えば・・・エビ!
とほにゃらら(~)を使って使える方法です。
カタカナ語以外のしばりだと使える物は少ないですが、
全くないわけでもないです!
ターミナル・・・~駅・長くて大きい車がたくさん出発する場所・貨物~
バス・・・はと~・中央~・東急~
バーガー・・・月見~・てりやき~・えび~
その言葉が出てくるように誘導する方法ですね。
使える頻度は少ないですが、伝え方の手段として
覚えておいて損はないでしょう。
こんな場面で・こんな人たちでやって楽しめる
大人の宅飲み・zoom飲み
友達同士の集まりで楽しめます!
酔っ払いながらやると、いろんな珍回答も出てきて
かなり面白かったです(笑)。
zoomでも親の人がカードをめくって、
自分の番じゃない人がその時に目を伏せていれば
行うことができます。
小学校高学年以上のお子さんが居るご家族
高学年程度の語彙が十分に楽しむことができます!
ご家族で休日を過ごした夜に行うのも楽しいです。
大人にとっても脳トレになりますし、お子さんにとっても
伝え方や説明の仕方の練習にもなり、さらに楽しめて
一石二鳥です!
中学生以上の友達だけで
ルールもカンタンなので、子どもだけでも楽しめます!
自分が学生の時に友達とやりたかったです(笑)
友達同士でふざけあって、変な回答に笑い合って
楽しい時間を過ごすことができます。
一度買ってしまえば、お金を掛けずに遊ぶことができます!
やってみた感想
黄色い果物、外はとげとげで南国でよくとれる・・・パイナップル!!
カタカナを使わないのはちょっと頭を使います。
無意識に使ってしまったのが何度かありました(笑)。
説明の難しさ、友達の言葉から読み取るのが楽しさです。
訳のわからない説明も笑えます(笑)。
わかったときの爽快感もあります!
友達同士でめちゃくちゃ盛り上がれます!
みんなで協力し合って答えを見つけたときは
達成感をみんなで味わうこともできます。
少し友達との仲も深まったように感じることが
できました。
まとめ
「ボブジテン」ボードゲームについて紹介しました。
このゲームやっていると本当に時間があっという間に過ぎてしまいました。
2時間くらいは余裕で続けられます!
ぜひ友達同士でもご家族でもやってみてください!