私は2019年2月から転職して、小学校の教員を始めました20代のものです。教員の前は約3年ほど民間企業で貿易関係のことや、スポーツ関係の仕事をしていました。そんな私が教員として働いて、「なんで?」と感じたことをまとめてみました。
いっぱい出てくるので、記事を分けて書いていきたいと思います。
時間意識
始業時間前に子どもが登校
私の学校は8:30が始業時間で、17:00までが定時です。しかしながら、子どもが校舎に入ってこれるのは8:10からです。校舎に入ってくるのが8:10なだけで、学校の敷地内には7:50頃には来てる子もいます。子どもが来ると、多々トラブルが発生します。なので、始業時間前に子どもの対応に追われることもしばしばあります。
残業代がない
私が働いている自治体では残業代が出ません。おそらく、どの自治体でも同じだと思いますが。
先ほどのようなことがあるため、子ども対応のため私は遅くとも8:00には出勤しています。(支援学級担当というのもあります。)そこでまず30分の時間外勤務。そして、定時では15:00~15:45が休憩時間ですが、そんな暇はありません。打ち合わせや会議など入ってきます。もちろん給食も子どもと一緒に食べるので、休憩になりません。そして、行事の前の準備などで、帰りも一番遅いときで21:30までいました。
これまでの月残業時間の平均は50~60時間くらいだと思います。家に持ち帰ってやるものもあるので、実際にはもうちょっと増えます。これでも、割り切ってやることを減らしている方なので、80時間を超える人もよくいます。確かに個人の力量による部分もありますが、それにしても多いとは思います。
超絶ブラック企業だと思いませんか?
教員の時間意識の低さ
残業代がでず、どれだけ効率的に仕事をするかとても大切なのに、私の学校の同僚は時間意識がとても低いです。
行事で土曜日に出勤した際、テキパキやれば定時に帰れるところ、グダグダ教員同士で喋っている人が多く、定時を過ぎてしまったことがありました。
前スポーツ関係の仕事をしていたときは、イベントをよくやっていて、イベントが終了したらすぐ片付け!そして、すぐ帰る!が基本でした。しかし、同僚の人たちは、片付けが終わってからも平日のように残って仕事をしていました。これには驚愕しました。
「人に迷惑をかけない」時間を守る大切さもありますが、「自分の時間を大切にする」のも、すごく大切な時間の意識だと思います。「自分の時間を大切にする」をわかってない、デキていない人が「時間の大切さ」を教えられるのでしょうか?
会議が多く、長い
月1回職員会議(職員全員が参加)がありますが、平気で2時間くらいやります。これだけで定時を過ぎてしまいます。会議も寝てる人もいます。正直寝ていても、困ることはあまり無いです。本当にやる必要があるのか?と思ってしまうことばかりです。無駄なことがとても多いのが今の現状です。
まとめ
学校現場のおかしなところ「時間」についてまとめました。現場のことを知ってもらって、よくしなければいけない!という意識を教育関係者だけでなく、色んな方に思って欲しいので書くことにしました。どんな環境で育つかで、人は大きく変わります。現状、公立学校は人が育つのに適している環境とは思えません。教育で人が育ち、世の中が変わります。みなさんにもぜひ真剣に考えていただきたいです。